我が子も、『行きたくないー！』って、顔を真っ赤にして体を精一杯のけぞらせて泣いてたっけ！
園門までやっと来たと思ったら、駐車場まで猛ダッシュ！！
朝から本気の鬼ごっこ！私の顔も真っ赤っか！！
今となってはいい思い出ですが、当時は、後ろ髪を引かれる思いで、
どうにか子どもを託して出勤していました。
（ちなみに、小学生になった今朝も『あー、学校休みってことにならんかなぁ』と、出る間際までつぶやいてた！）

私が、心に決めて、毎朝していたことがあります。
園に着いたら、私が先生と笑顔で『おはようございます』をして、
『大丈夫☺楽しんどいで！』と、
これまた笑顔で伝え、すぐさまその場を去ること！

その理由をこれからお話ししますね。

登園渋りを長引かせないコツ

お家の方にしてほしいことは、次の2つ。

①園がお子さんにとって楽しい場所だと思い出させてあげること！
4月の登園渋りと、確実に違う点があります。
それは、お子さんは園は楽しいということを経験済みだという事！

②先生と笑顔であいさつし、いってらっしゃい！と軽やかにお子さんの背中を押すこと！

しばらくは泣いて登園するかもしれません。
だけど大丈夫！
笑顔で登園できる日が来ますよ！

意外と、先生と身支度を終えるころにはケロッとして遊んでいたりするものです。
すっごく楽しんでキャッキャと言うてたかと思えば、
お迎えの時、お家の方の顔が見えた瞬間に、ほっとしてまた涙がポロリしちゃうんだけどね。
だから、『もしかして、あれからずーっと泣いてたのかな？』
ってお家の方が心配になっちゃうこともよくあるのですが、
でも、大抵、そんなことはないんですよ。

だから、その日まで、気も首もキリンさんのようにながぁくしながら、
明るくにこやかに送ってあげてくださいね♪

子どもは敏感！！

どうして、すぐ帰った方がよいのか？
それは、お家の方の『心配・不安』を見事にキャッチして、それを増幅させちゃうんからなんです。
心配そうなママの顔を見て、何だか心配になってきちゃう！
大丈夫かな？って、ずっと見守ってくれてるから、ママのこと気になって仕方ない！

Aちゃん『あのね、ママが心配なの。』

登園渋りが1週間続いているAちゃん。

朝、出迎えの先生の前で必ずママと行ってきますのギューをして、一歩踏み出すAちゃん。
そしたら、ママが「Aちゃん、いける？」って、言うからまたママのところに駆け寄ってはぐはぐギュー！

そうしたら、どうしてかな、涙がポロリ。
ママ、心配そうに、Aちゃんが門をくぐるまで見守ります。
いえ、Aちゃんが見えなくなっても心配そうに佇みます。

一方、Aちゃん。
しくしく泣きながらも、頑張って登園。
なんという事でしょう！教室に入るなり、お友達の顔を見てにっこにこ！！

そんな日が何日も続いたある日、Aちゃんがぽつり。
Aちゃん『ママ、大丈夫かな？』
わたし  『ママ、どうしたの？』
Aちゃん『ママが心配なの。』
わたし  『心配なの？』
Aちゃん『ママ、いつも園に来るとき元気ない顔してるの。Aちゃんがいないと、
ママ淋しいの。そしたら、涙が出てきちゃうの。』

―――ママが心配してるように、Aちゃんもママが心配だったんだね―――

そのことをお伝えし、笑顔で見送りすぐに帰っていただくようお願いしたところ、
Aちゃん、泣いて登園することがパタッとやみました。
ママも、頑張ったね！！

ママが思っているより、子どもは敏感。
そして、たくましい！！
子どもは自分で世界を築いていく、その力が内に秘められているんです。
だから、大丈夫！お子さんは大丈夫って、信じていいんですよ♡

魔法の言葉『 大丈夫 』の使い方

『大丈夫』は魔法の言葉！！
私も大好きな言葉です。
使い方にはコツがあります！

必ず、『大丈夫』の後には、『笑顔』や『 ！ 』をつけて使ってくださいね！
受け取ったお子さんは不思議と、勇気と自信が湧いてきます！！

『❓』をつけると、あらあら不思議！
もれなくお子さんの勇気と自信を奪っちゃう！！

あなたはお子さんに、どんな魔法をかけたいですか？

さぁ、またいつもの朝がやってくる！

『大丈夫！！行ってらっしゃい！楽しんで♡（smile）』

今日もいい一日になりますよ♪

https://www.instagram.com/p/CdT6zsWjN0u/